第一章:その料金、待ったなし

第一章:その料金、待ったなし

バタンとドアが閉まる音とともに、部屋はいつもの色を取り戻した。
こんなにも簡単に商品が届くのかと、いささか驚きを隠せず、おかしな格好で玄関に立ち尽くしている。

今、手元にオリジナルTシャツがある。

  • 主人公はフットサルサークルに所属
  • フットサルサークル対抗バーベキュー大会の開催が決定
  • 参加者全員(約30人)にオリジナルTシャツを作成し、当日着用してもらう。

バーベキューまで、あと23日

幹部メンバーは【開催地担当】【食材担当】【スケジュール担当】【備品担当】という役割に分かれた。

備品担当になった俺の担当はオリジナルTシャツの作成だ。
今までオリジナルTシャツなんて作ったことがなかったので、何から始めればいいのか、そこから手探り状態である。

最初に考えなければならなかったのは、やはり料金。何にいくらかかるのかそこを整理していくことにする。
お得意のネットサーフィンで調べたところ、プリント方法によってもかなり違ってくるようだが、今回注文するデザインにふさわしい【シルクスクリーンプリント】での料金を書き出してみた。

Tシャツボディ代 言わずと知れたTシャツ代。素材や厚さ、タイプによってかなりの価格的な幅がある。
版代 デザインの型代のようなもの。ひとつのデザインの色数分だけ必要になる。
何枚注文しようとも、同じデザインなら版代はひとつなので、多く注文するとお得になる。
プリント代 注文枚数、一枚ずつプリントする色数によってかかる料金。
枚数によって割引等がある。
データ作成料 こちらで作成したデザインをプリント用のデータにする際にかかる料金のようだ。
色替え料 Tシャツのボディカラーに合わせてプリントカラーを変える場合にかかる料金。
送料 送料。合計金額によって無料にしてくれる会社もある。

情報が氾濫するワールドワイドウェブの荒波をパドリングでかき分け、手に入れた情報によるとこんな感じだ。

業者によって必要な料金、必要ない料金などがあるようだが、シルクスクリーンプリントは【Tシャツボディ代】【版代】【プリント代】【送料】が最低限かかる料金らしい。

必要な料金がだいたいつかめたところで、次はなるべく安く作成できるところを探すことにしよう。

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